エコキュート

エコキュートの2つのメリットと2つのデメリットを解説!

こんにちは!
ミライトスマイナビの吉澤です!

みなさん、そもそもエコキュートって何か説明できますか?
なんとなく、「電気でお湯を沸かせる設備」ってことはご存知かと思いますが、実はエコキュートにはそれ以外の魅力がたくさんございます!

記念すべき第1段目のコラムはそんなエコキュートの魅力について書いていきたいと思います。
この記事を読めばエコキュートマスター!ほしくなること間違いありません!

大きく分けると2つのメリットがございます。

①深夜電力を効率的に使えてとっても節約上手
②災害における停電や断水時などに非常用水を確保できる

ではそれぞれを学ぶ前に簡単にエコキュートってなんだろう?というところを確認していきましょう。

そもそもエコキュートって何?

エコキュートは2001年にDENSOが商品化した”画期的な省エネと環境負荷を低減した給湯システム”です。
お湯を貯めるタンク部分と、空気の熱でお湯を沸かすヒートポンプユニットの2つを合わせてエコキュート と呼びます。

出店:三菱(https://www.mitsubishielectric.co.jp/ldg/wink/ssl/displayProduct.do?pid=321669&ccd=10501110

とっても簡単に言うと「ヒートポンプユニットが空気を吸い取り、その空気の熱を熱交換器を経て圧縮、高温になった熱を利用してタンク内の水をお湯にする。」一連の設備をエコキュート といいます。
ガスを使わないため、オール電化を実現するために必要不可欠なエコキュートはどんどん売れ、累計出荷台数は600万台を突破(2018年7月時点)しました。
この” 空気中の熱を利用する仕組み”ですが、このエネルギーのことを「再生可能エネルギー」と言います。
再生可能エネルギーとは、太陽光や風力など、なくなることのないエネルギーのことで、環境に優しいエネルギーです。

あくまでも空気の熱を利用するのがポイントで、電気は熱エネルギーのためではなく、熱を運ぶために利用しています。
そのため、消費電力以上の熱エネルギーを得ることができます!とっても効率的で同じお湯をつくるときの費用はガス給湯器の半分以下と言われています。初期費用はエコキュートの方が高いですが、長い目でしっかりと計算することが大切ですね。
エコキュートメーカーのホームページにはシミュレーションするためのページや試算のためのページが用意されていますので、ぜひご自身のご家庭の現状を当てはめて計算してみてください。

三菱電機 給湯光熱費かんたんシミュレーション http://www.mitsubishielectric.co.jp/home/diahot/ecocute/simulation/

ダイキン エコチェック試算
http://www.daikinaircon.com/sumai/alldenka/ecocute/ecocheck/

エコキュートのメリット

エコキュート環境に優しいだけでなく、お財布にも優しく万が一にも役立つ便利屋さん!
早速、冒頭でお話しした魅力についてひとつずつ見ていきましょう。

深夜電力を効率的に使えてとっても節約上手

先ほどお伝えした通りエコキュート は電気を使ってお湯を沸かすことができます。
みなさんは電気代のプランを見直したことがございますか?意外と最初に契約したまま、という方も多いのではないでしょうか?
電力会社も時代に合わせて様々な電力プランを用意しています。
そのプランのなかにあるのが「 深夜の電気代をお得にするプラン」です。東京電力の「Smart Lifeプラン」がそれにあたります。
さらにそのプランのなかにも電力会社によってはいくつかプランがある場合もございますので、ご契約の電力会社にどんなプランがあるのか調べておくのが大切ですね。
今では電力の自由化もはじまったため、他の電力会社と比べてみるのも手かと思います。

電気料金の安い深夜に1日分のお湯を作ることで同じ量の水を沸かすときの費用は、ガス給湯器のガス代に比べて格段に安くなります。(ちなみにエコキュート はガス給湯器と比べてランニングコストが6~7分の1になるとも言われています。)
お湯を沸かす費用を抑えて、さらにその電気代も夜間の割安プランで運行できると考えるとそれだけでもかなり負担が減ることがわかるかと思います。

停電時に水を確保できる

続いてのメリットが非常用水の確保です。
311の大震災以降、ご家庭の蓄えを気にされる機会が増えた方も多いのではないでしょうか?
エコキュートは大体300~500Lほどの水を貯めておくことができます。単純な計算ですが、2Lペットボトル250本にもなります。
人間にとってもっとも必要不可欠な水をこれだけ貯めておくことができることはとても大きいことではないでしょうか?
体を拭くのにも、物を洗うのにも水は必要です。災害時に成人一人にたいし、3日で9Lの水を確保することが自治体などで推奨されていますが、これだけの量があれば家族以外の近隣の方へ分けることもできますね。
※エコキュートのお水は、飲料用水としてはご利用いただけません。

エコキュート のデメリット

続いてエコキュートのデメリットについてもお話ししていこうと思います。
エコキュート のデメリットは大きく分けると2つございます。
・湯切れする可能性がある
・初期費用がガス給湯器と比べて高い
ではひとつずつ確認していきましょう。

湯切れする可能性がある

エコキュート は冒頭に説明した通り、お湯をあらかじめ沸かしておいてタンクに貯めて使用する設備です。
当然、使いすぎてしまえば湯切れしてしまう可能性がございます。
どうしても、瞬間的にお湯を沸かすことのできるガス給湯器の方が、そのあたりの利便性では負けてしまいますが、エコキュートのタンク容量は、ご家庭の人数や使用水量などを加味してしっかり選ぶことで湯切れの可能性を軽減させることができます。

ちなみに、少々ややこしいのですが上記のリットル数は使えるお湯の量ではございませんので、ご注意ください。
「使用可能湯量」というものがあり、大体370Lですと700L前後、460Lモデルですと850L前後が目安となります。
人数についても開きがございますが、ここにも注意が必要です。エコキュート は気温に左右され、熱い地域よりも寒い地域の方が効率が悪くなる傾向がございます。そのため、例えば4人家族の場合は370Lと460Lが当てはまりますが、暖かい地域(沖縄など)の方は370L、寒い地域(北海道など)の方は460Lを選ぶことが推奨されているのです。
湯切れをできるだけさせないためにはご家庭やお住まいの地域に合わせたサイズ選びが重要、つまりサイズ選びを間違えなければ湯切れの可能性を抑えることができるのです。

当店で取り扱っているエコキュートもサイズ別でお選びいただけます。ぜひご興味ある方はご覧ください。

2~5人用:~399Lはこちら
4~7人用:400~499Lはこちら
5~8人用:500L~はこちら

追記:タンクの湯量・エコキュートの選び方についてはより詳しく執筆した記事がございます。
【2024保存版】容量の目安は?エコキュートの正しい選び方を徹底解説!

ガス給湯器と比較すると初期費用が高い

続いてもっとも皆様が気にされると思うイニシャルコスト(初期費用)についてです。
エコキュート のメーカー希望商小売価格はフルオートタイプで80~110万円とびっくりしてしまうほど高額です。もちろん定価で販売している業者はいませんが、それでも工事費を入れると50~70万前後の金額のイメージがあるのではないでしょうか?
たしかにガス給湯器と比べると随分高いですね。
エコキュート の寿命は約10年と言われていますので、ブログの前半でご紹介した各メーカーのシミュレーションとローンの場合の月々の支払いを比べてみて慎重に選ぶことが大切です。

まとめ

少しだけ当店のお話をさせていただきますが、当店のエコキュート は工事費込みで約31万円代からご購入いただくことができます。

全国対応で好評販売施工中ですので、ぜひ「ミライトスマイナビ」をのぞいてみてください。
各メーカーほとんどのラインナップを取り揃えております!
※もしご希望の商品が無い場合はお問合せください。

エコキュート業者に困ったらミライトスマイナビへ相談!!

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