エコキュート

日立エコキュートの特徴を徹底解剖!@メーカー研修施設

みなさんこんにちは!ミライトスマイナビです。

当店はエコキュートを工事付きで販売しているネットショップです。(日本全国対応)

ネットでエコキュートのメーカーの違い等を探しても、どこもカタログ値の情報しかなく、それ以上の情報ってあまり見つからないですよね。
先日、日立さんに、より詳細な情報を発信するために記事を書きたいとお願いしたところ実機もある研修施設をご案内します、とのことでお伺いしてしっかり勉強してきました。

エコキュートってどれも同じじゃないの?と考えるあなた!ぜひこの記事を読んで日立エコキュートの素晴らしさをご実感ください。

日立エコキュートの特徴

日立エコキュートの特徴についてご紹介いたします。

ウレタンク(ウレタンフォーム+真空断熱材)

日立のエコキュートはウレタンクによって業界トップレベルの保温性能を誇ります。
通常、エコキュートの断面図を見てみると発泡スチロールがつまっており、それが保温の役割を果たしていますが、ウレタンフォームと真空断熱材を組み合わせることで、当社従来製品と比較して最大約2倍の断熱性能を実現しているとのことです。

この「スキマなく」ウレタンフォームを敷き詰めていることがポイントで、スキマがあるとこのスキマを伝って熱が逃げてしまうようです。

こちら、実際に使われているウレタンフォームを使ったミニ模型を見せていただきました。

発泡スチロールよりもしっかりした素材で、触ってみると軽いのにとても固い素材です。しっかり保温しているんだろうなと実感できます。

こちらの写真は研修室にあった実物大のエコキュートの断面モデルですが、なるほど、本当に一切スキマがございません。

ウレタンフォームによって耐震性能も向上

このウレタンフォームを脚受け部分までスキマ無く詰めることで剛性と耐震性能も向上しているとのことでした。
耐震性能Sクラスとは一般的に病院・消防署などの避難施設程度の耐震性だそうで、十分な性能ということが伺えます。

対応機種

ウレタンフォーム+真空断熱材ウレタンフォーム
標準タンク(高効率)
標準タンク
標準タンク(寒冷地仕様)
標準タンク(高硬度水・井戸水対応)
標準タンク(高硬度水・井戸水対応・寒冷地仕様)
※「ウレタンク」で真空断熱材を採用しているのは[水道直圧給湯]フルオート標準タンク(高効率)のみです。

タンクの形状にも腐食対策のこだわりあり

タンクというのは腐食に強くないといけないですね。ピンホールのような傷ひとつ、溶接のわずかな腐食などで錆びてしまうなど、とってもデリケートな部分でもございます。
日立エコキュートのタンクの形状には特殊なリブ加工が施され、このリブ加工によって腐食に強く強度を上げているそうです。

この手法は日立が30年以上前に電気温水器を販売しているところから長く続く加工で、強みのひとつだそうです。

3階湯はりも可能!!日立独自の水道直圧給湯

日立といえば水道直圧給湯ですね。当店のお客様でもこの機能がお目当てで選ばれる方もたくさんいらっしゃいます。
通常、エコキュートは90度以上まで温めたお湯をタンクに貯めます。その熱湯を水道水と混ぜることで温度を調節してから蛇口やシャワーから出てくるわけですね。どうしてもタンクの中にお湯を貯めるため、減圧してタンクからお湯を流しているため、どうしてもシャワーの勢いは弱くなりクレームが多かったそうです。。そこに日立さんは目をつけ、タンク内の熱湯の熱だけを利用して水道管からの給水された水を瞬間的に熱して利用する仕組みを考えたそうです。

この図を見ると蛇口、シャワーへの導線がタンク内を経由していないことが分かりますね。

この瞬間的にお湯にする仕組みを可能にするのが、タンク内に設置されているプレート式給湯熱交換器です。
お湯はり以外の蛇口やシャワーは水道水の勢いそのままでタンク内の熱交換器を経由して出てきているなんてすごい仕組みですね。

見せていただきました。こちらが実際の熱交換器です。
この細かいスキマをお湯と水が交差して通過することで熱交換が完了します。

「水道の水圧そのまま」が目玉機能ですが、それ以外にも実はたくさんのメリットを教えてくださいました。

水道直圧ならでは!!飲用可能です!

通常、エコキュートのお湯はシャワーも蛇口からのそのまま飲用することはできません。
なぜかというとエコキュートは夜間に熱したお湯を一晩タンクに貯めているため、衛生面の観点で飲用には適さないと各メーカーが判断しているからです。
これはエコキュートを利用している方からすると当たり前?かもしれませんが、知らなかったという方は覚えておいてください。
※煮沸すれば通常のエコキュートでも飲用することが可能です。

水道直圧を採用する日立のエコキュートは違います。蛇口からのお湯はタンク内を経由せず、タンクのお湯の熱だけを使って、水道水を瞬間的に温めるので水質そのままで飲用することが可能なのです。

井戸水・高硬度水にとっても強い!

日立の目玉がこの井戸水対応です。そして珍しいのが高硬度水にも対応しているというところなのだそうです。
なんと全国には310万人もの方が井戸水か高硬度水を利用しているという調査結果がございます。※日立調べ

この多くの方たちにもエコキュートのエコで快適な暮らしを提供したいというのが開発のきっかけで、いかにニーズがあるか分かりますね。

なぜ井戸水・高硬度水をエコキュートで使えないのか

井戸水には、多くの不純物があるのですが、これが配管に蓄積することでスケール(蓄積物)が詰まってしまうのです。また、水質が酸性の場合は多くのメーカーが使用している銅配管では腐食してしまい、酸化、最悪の場合は穴が空いてしまいます。

日立エコキュートの井戸水・高硬度水への対応

井戸水と高硬度水に対応するための2つのポイントを教えて下さいました。

日立エコキュートの水道直圧式は水道水がタンクを経由せず蛇口から出てくるとお伝えしましたが、もひとつのメリットが「タンクの水の入替え量が大幅に軽減される」ということだそうです。通常モデルはお湯はりの場合はタンク内のお湯を使用するのですが、井戸水・高硬度水対応モデルはお湯はりも全て水道直圧式に変更することでタンクのお湯を完全に熱源として使用する仕様になっております。これによりさらに水の入替え量が軽減され、配管詰まりの原因となるカルシウムなどの流入を抑制することに成功したとのことでした。

そしてもうひとつがステンレスを配管に使用しているということ。これにより、遊離炭酸※による腐食に強い耐性を持つことができました。

※遊離炭酸・・・水中に溶けている炭酸ガス

水質チェックが簡単+安価

井戸水に対応したエコキュートというとダイキンも有名ですね。この水質検査が簡単かつお安いのもとても大きなポイントだと個人的に感じます。
なんと日立ではお客様ご自身でその場でチェックすることができます。チェックした後はチェックシートを保証書と一緒に保管しておくだけでOK。

色がつくかつかないか、色が濃いか薄いか、といった簡単な方法でご自宅の水が適合しているか判断することができます。

費用もとってもお安く、検査キットが1,500円(税別)となっております。また、今回特別にと当店経由でご依頼いただいた方は検査キットを無料で提供しますとお約束くださいました!

高硬度水だから、、、井戸水だから、、、と諦めていた方はお気軽に当店までご連絡ください。

ふろ配管がステンレス+自動洗浄システム

こちらもイチオシポイントのひとつです。上の井戸水のところでもステンレス配管について触れましたが、通常モデルもステンレス配管を採用しています。配管ってどうしても汚れてしまいますが、ステンレスにすることで腐食から大幅に守ることができます。
通常のエコキュートは銅配管を採用しているのですが、長く使用したときの差は歴然です。さらに日立では湯船のお湯を排水する際に自動で水道水で洗浄する機能もあるため、より汚れにくい仕組みを実現しています。

日立ホームページより引用

快泡浴で快適なお風呂体験

日立エコキュートには「快泡浴」という快適機能が備わっています。
各メーカーフラッグシップモデルにはこのバブルを使用した機能がございますが、大きく違うのがエコキュートのタンクから空気を吸うということです。

他メーカーの類似機能では浴室の壁に穴を空けて空気を吸い込む吸気ユニットを取り付けるのですが、浴室の構造上取付不可だったり、コードを壁の内側に這わせないといけない場合があり気を使ってしまいます。
ふろ配管と同じ経路を辿ってタンク内部の吸気ユニットから吸入してくれるので取り付けの不安も軽減されますね。

冬の場合は冷たい空気が入ってきてお湯が冷めないの?と疑問に思い聞いてみたのですが熱湯の入った貯湯タンクのすぐ脇に吸気口が取り付けられているため冷たい空気が入ることはないそうです。安心ですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?日立エコキュートの特徴、設置するメリットがお分かりいただけたかと思います。

ネットショップが当たり前の時代になり、エコキュートをネットで購入することも当たり前になりつつあります。
購入することは簡単になりましたが金額が大きなお買い物です。
後々後悔しないためにもよく考えて機器を選定することが大切です。

ミライトスマイナビでは、あなたからのお問い合わせを心よりお待ちしております。

エコキュート業者に困ったらミライトスマイナビへ相談!!

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